理学療法士が建築家を目指してみた

「理学療法士」兼「介護支援専門員」の30代後半の医療介護福祉従事者が、「建築家」を目指し一念発起。住まいや環境などについて考えたことや、自分自身の考え方などを発信していくブログにしていこうと考えています。医療介護福祉関係の方、建築関係の方問わず、様々な意見を頂ければ幸いです。また、30代後半からの転職を考えている方にも何か参考になることがあればと思います。

この1年半に取った資格について

 今日2021年10月10日は、8月末に受験したインテリアデザイナー資格試験の合格発表でした。試験結果は無事に合格!また一つ、保有ライセンスが増えました。

 ちなみにこのインテリアデザイナーの資格試験、日本デザインプランナー協会様が実施しているものなのですが、合格すると資格取得証明が獲得できるとのことで…本ブログのサイドバーに早速貼らせていただきました。

 インテリアデザイナー資格試験の受験に関する詳細については、また後日記事にしようと思っています。ブログなかなか更新できていないですが(汗)

 

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資格取得証明がつきました!

 

 さて、タイトルの通り建築を学ぶために大阪に出てきて約1年半になりますが、この1年半で私が取得できた資格についてまとめてみようと思います。

 別にいわゆる『資格マニア』というわけではないのですが、40歳を前にして新たな分野でやっていこう、と考えた時に、やはりその熱量を目に見える形で示すことができることも重要なのではないかと感じるのです。40歳を前にして、という年齢のことを抜きにしても、自分がどれだけ新しいことに対して積極的に学んでいるのか、その結果どれだけの知識を持つに至っているのか、ということを目に見える形で「証明」することって「資格」という形以外では案外難しい気がします。

 転職をするにあたって、これから新たに出会う人たちは当然初めましての方々です。初対面の人が、第一印象として外見を判断材料とするのと同様に、「肩書き」も一つの判断材料として見られるということは往々としてあるものだと感じています。

 当然資格が全てではないですが、資格取得によって得られるものは非常に多く、単に資格取得のために学んだ知識だけではなく、資格保有者という社会的信頼や、学ぶことに対する姿勢など、第三者の評価もついてくるものであると思うので、そのような意味合いでもやはり『資格取得』というものは重要になってくるのではないかと考えています。

 

 来年度のために就職活動を現在行っているのですが、やはり履歴書の資格欄はよく見られているように感じます。書類選考を通過して面接を受けた際に、やはり取得した資格について問われることは多いです。

 学校の進路指導の先生にも「資格で武装することは大事です」と言われたのですが、資格というのは確かに転職における就職活動という「戦場」において重要な「武器」になります。ただ、どんな優秀な武器であってもその使い方が分からなくては使い物にならないように、それぞれの資格について取得した目的、つまり自分の今後の将来的なビジョンに対してどのような意味合いを持って勉強したのか、ということを持っておくことも非常に重要なポイントになるのではないでしょうか。

 

 私がこの一年半で取得(試験合格)した資格を以下に列挙しようと思います。詳細の記事があるものはリンクからどうぞ。

 

⭐︎宅地建物取引士

ms-trss.hatenablog.com

 

⭐︎2級建築施工管理技術検定(学科のみ)

ms-trss.hatenablog.com

 

⭐︎福祉住環境コーディネーター2級

ms-trss.hatenablog.com

 

⭐︎2次元CAD利用技術者試験2級・1級(建築)

ms-trss.hatenablog.com

 

⭐︎インテリアデザイナー

 

⭐︎アーク溶接特別教育講習

 

⭐︎日本商工会議所簿記検定試験(日商簿記)3級

ms-trss.hatenablog.com

 

 以上、7種、8つの資格を取得、試験合格しました。資格勉強にあたっては全て独学で行ったため、テキスト代と受験料(資格によっては登録料なども発生しますが)で済ませることができたので多くの資格にチャレンジできて良かったと思います。

 やはりコロナ禍のために夜間の学校がオンライン授業メインとなり、本来通学に要する時間などが有効に使えたことなど、環境的な要因も大きいですね。

 

 コロナ禍の影響もあり、資格試験においてもIBT、CBT方式の導入が進むなど、資格取得ということ自体が今まで以上に身近になってきているように感じます。自分自身の強みをどのように活かしていくのか。自分という資本にどの資格という付加価値をつけて社会の中で生き延びていくのか。

 45歳定年制や、FIRE(Financial Independence, Retaire Early)などの言葉が世間で見られるようになってきており、従来の終身雇用制度が見直されてきているように思われます。以前も少し書いたと思いますが、日本では文化的な側面から、長年一つのことに打ち込み功績を残した者が讃えられるというところはあると思います。確かにそれは非常に素晴らしいことであるのは間違い無いですし、そのような人々の働きによって現在に至るまで日本の文化が守られ、発展してきたことは皆が知ることであります。ただ、これからの時代においてはそれだけが重要なことではなく、複数の専門性、複数の経験を持つ者が切り開いてく社会の多様性も注目され、大きく社会に影響を与えていることは多くの人が感じているのではないでしょうか。

 資格ということに着目して言えば、これからダブルライセンス、トリプルライセンスというものが今以上に当たり前になってくるかもしれませんし、そのための社会におけるリカレントの位置付けも大きく変化してくるのではないかと考えています。

 

 今回は「資格取得」という点から考えてみましたが、生涯学習、学び続ける、ということは人生において非常に重要なことであると思いますし、好きな時に好きなことを学ぶことができる社会に生きているということがとても幸せなことであると感じます。

 「資格を取得する」という達成感が次の学びに繋がっていくと思いますし、私自身が介護支援専門員(ケアマネージャー)の資格を取得したことをきっかけに大きく人生の転換期を迎えたように、「資格を取得する」ということ自体が自分の人生を大きく変えるきっかけになることもあります。

 

 一度きりの人生。もっと自由に楽しく生きていくために、自分の好きなことからでも『学んで』みませんか?