理学療法士が建築家になりました

「理学療法士」兼「介護支援専門員」の30代後半の医療介護福祉従事者が、「建築家」を目指し一念発起。住まいや環境などについて考えたことや、自分自身の考え方などを発信していくブログにしていこうと考えています。医療介護福祉関係の方、建築関係の方問わず、様々な意見を頂ければ幸いです。また、30代後半からの転職を考えている方にも何か参考になることがあればと思います。

自己紹介です。

※2026年4月15日更新

 

私のブログをご覧いただき、ありがとうございます。

 

はじめまして。

國生 満(こくしょう みつる)

と、申します。

 

私のこと(2026年4月現在)について書かせていただこうと思います。

※2022年4月より実に4年の無更新を経て再開予定です。

 

生誕

昭和58年(1983年)、鹿児島県鹿児島市にて生まれる。

生誕以後、建築を学ぶために37歳から2年間大阪で過ごすが、卒業後鹿児島へ戻る。

 

 

経歴

 平成14年 鹿児島県立鶴丸高等学校 卒業

      ~ 一年浪人生活 ~

 平成15年 鹿児島大学医学部保健学科理学療法学専攻 入学

 平成19年 理学療法士免許 取得

      鹿児島大学大学院保健学研究科博士前期課程 入学

      鹿児島市内の病院に勤務

 平成21年 大学院前期課程 修了

 

 平成24年 指宿市内の病院に勤務

 平成30年 介護支援専門員の資格を取得

      理学療法士 兼 介護支援専門員 として勤務

 平成31年 介護支援専門員 専従として勤務

 令和2年  大阪工業技術専門学校 建築II部(夜間) 入学

      大阪府内の病院で理学療法士として勤務しながら夜間通学の生活

      宅地建物取引士の資格を取得

  令和3年 CAD利用技術者試験2次元2級の資格を取得

      2級建築施工管理技術検定(学科のみ)に合格

      アーク溶接作業特別教育を修了

      日商簿記3級の資格を取得

      福祉住環境コーディネーター2級の資格を取得

      CAD利用技術者試験2次元1級(建築)の資格を取得

      インテリアデザイナーの資格を取得

  令和4年 鹿児島県内のハウスメーカーに就職

      二級建築士試験(学科・製図)に合格

  令和5年 二級建築士の資格を取得

  令和6年 建築積算士の資格を取得

      一級建築士試験(学科)に合格

  令和7年 一級建築士試験(製図)に合格

  令和8年 丸4年ぶりにブログを再開  ←今ここ

 

 プライベート

 妻 と 子供3人

  +犬(ミニチュアダックス)

  +猫×3

の 5人+4 の家族。

 令和2年4月より通学のため大阪へ2年間単身赴任の生活をしていましたが、令和4年3月に卒業及び就職にあたり鹿児島へ戻ってまいりました。

 

 

 理学療法士及び介護支援専門員として、15年間医療介護福祉の業界で仕事をしてきた私ですが、それまでの経験を活かして建築の分野で自分にできることはないか?ということを模索する日々を過ごしております。

 

 丸4年間ブログを放置してしまいましたが、この間に二級建築士の資格取得、そして一級建築士試験の合格と、建築の道で生きていくための修練を積んでおりました。

 

 ブログ再開を機に、タイトルを

『理学療法士が建築家を目指してみた』

から

『理学療法士が建築家になりました』

へとささやかなリニューアルをしております。

 

 以後よろしくお願いいたします。

 

 私が建築関係への転職を考えた理由などについては以下の記事をご参照ください。

ms-trss.hatenablog.com

 

一級建築士試験を独学で合格した裏話(製図道具編①)

2026年の6月も中旬になりました。

二級建築士、一級建築士とも学科試験1ヶ月前とのことで、学科試験受験者も仕上げの段階に入っているかと思います。

今回は、製図試験の道具について書いてみたいと思います。

※長くなるので2回に分けて書きます。

 

<製図版(ドラフター)>

製図版には色々なものがあり他のサイトでもおすすめなどが紹介されていますが、基本的には自分が使い慣れたもの、扱いやすいものを使うというのが重要です。

私の場合は、転職にあたって専門学校に通うことになった際、学校から指定され購入した製図版(ドラパス)をずっと愛用しております。

 

Amazon.co.jp: ドラパス(Drapas) ドラパスボード DXM-601PZ A2平行定規 ポートフォリオバッグ付 製図範囲426×600mm マグネット仕様 No.09-013 : 文房具・オフィス用品

 

製図版の傾斜角にこだわりのある方もいるようで、独自の枕を使っている人も試験会場にはいました。

また、製図版無しで試験に臨んでいる方もいるようでした。

 

試験会場の机の奥行きには注意が必要です。 

多くの場合試験会場は各地域の大学などの施設になると思いますが、机の奥行きが狭く前が近い場合に前の方が身体を起こしただけで製図版にぶつかってしまい作業に支障が出る…、ということもあり得ます。

これは製図版の種類でどうにかなるものではないですが、試験会場ではホント何があるか、どんな環境なのかが着座するまで分かりません

 

<定規・テンプレート>

 

定規も色々な種類が出ており、用途に合わせて複数揃えたくなります。

ですが、実際の試験では複数の定規を毎度毎度持ち替える時間が勿体ないです。

「そんな持ち替えに何十秒もかかる訳じゃないのに…」と思うかもしれません。私も思っていました。

しかし、道具の持ち替えは意外とロスになります。持ち替えの動作もですが、気持ちと集中が切れるのが大きい。

そのため、多用途のものに厳選して使用するのが望ましいと考えています。

私がメインで使っているのはVancoのテンプレート付き三角定規

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 https://amzn.to/4eghZi4

Amazon.co.jp: バンコ 三角定規45°テンプレートプラス : 文房具・オフィス用品

これはもう定番ですね。

 

150mmサイズのものと、212mmサイズのものがありますが212mmのものをおすすめします。

 

あと、テンプレート付き定規として同じくVancoのものを使用していました。

https://amzn.to/3SdKnZJ

Amazon | バンコ テンプレート 202-02 | テンプレート 通販

薄くて取り扱いがしやすく、最終的には間仕切り壁などこのテンプレート定規を使ってバンバン描いていくという方法に落ち着きました。

 

 

<製図用シャーペン>

シャーペンも本当に人それぞれですし、好みがあるかと思います。

太さについても、0.3、0.5、0.7、0.9…と多く、こちらも用途に応じて使い分けている方も多いかと思います。

まずシャーペンの種類ですが、私が使用していたのは『ぺんてる グラフギア1000』のシリーズになります。

ぺんてる シャープペン グラフギア1000 PG1017

何故グラフギア1000なのか、というと、重心が中心よりやや先端寄りにあり、かつ、手に載せて引くだけでヘアラインとしてちょうど良い線が引ける重量感であるため、私としては最も扱いやすいということが挙げられます。(しかも価格もお手頃)

 

その中でも、最終的には0.7mmをメインで使用。製図そのものは0.7mmの1本で描き上げました。当初は、図面は0.7mm、文字の書き込みは0.5mmで…とやっていたのですが、やはり持ち替えの手間と集中力の問題で、0.7mmオンリーで描くことにしました。

0.7mm一本でも、描く際のシャーペンの傾きで太さは変えられるので、線種の表現は十分に可能だと考えています。

 

それでもエスキスは0.5mmを使っていました。バイコマ、チビコマを描く際に0.7mmだと太すぎるので具合が悪く。

一応、グラフギアのシリーズは500と1000、それぞれ0.3〜0.9まで持っていますが、やはり重宝したのは1000の0.7mmでした。

6時間半描き続けるためにグリップをつけている方もいらっしゃるようですが、これは好みかと思います。ちなみに私はつけていませんでした。

 

 

今回は製図版・定規(テンプレート)・シャーペンについて書いてみました。

その他細々したものについては②で書いていきたいと思います。

 

建築士は図面を描くプロフェッショナルだと専門学校の先生に教えていただきました。

今の時代、手描きで図面を引く建築士はほとんどいないとは思いますが、やはりプロフェッショナルである以上、道具を大切にするということは基本中の基本だと考えています。

愛着を持って道具を大切に扱うことで、きっと道具もその性能を十分に発揮して応えてくれると思います。

 

皆さんも、自分に合った道具を探してみてくださいね。

一級建築士試験を独学で合格した裏話(製図参考書編)

前回の投稿では学科試験対策で使用した参考書について書きましたが、今回は製図試験対策として使用した参考書を紹介していきたいと思います。

 

私が製図試験のために購入した市販の参考書は3冊。

必要最低限、基本的な考え方と押さえておくべき要点、解法のテクニックについて学ぶために購入しました。

書籍の紹介の後に書きますが、参考書以外に使用したのはYouTubeになります。

YouTubeでも非常に参考になるチャンネルがいくつかありますが、その中でも特に私が活用したチャンネルについても紹介させていただこうと思います。

 

<参考書>

①『一級建築士 製図試験 独学合格テキスト』:雲母未来

https://amzn.to/4dUynEL

 amzn.to

製図試験の基本について学ぶことができる一冊だと思っています。この本と②の本の2冊を最初に購入して「製図試験とはどんな試験なのか」について身につけることにしました。

 

一式図(平面図、断面図)の書き順を本書を参照しながら同じように描き、一式描き終えるのに9時間近くかかってしまって絶望したのはいい思い出です。

作図例の断面図を何回もトレースする中で、製図での工夫点、コンセプトの表現をどのように示すか、ということを含めて断面図の描き方を考えておりました。

 

②『一級建築士 製図試験 独学合格過去問集』:雲母未来 

https://amzn.to/4umATIT

 一級建築士 製図試験 独習合格過去問集 2023年~1997年収録版 | 雲母未来 |本 | 通販 | Amazon

①と一緒に購入した書籍になります。20年以上分の過去問とその解法の考え方、解答例が記載されているので、ただの過去問集としてではなく、「どのように解き進めていくのか」を実戦問題を通して身につけていくことができる一冊となっています。

本書は過去問の分析と、エスキスの流れや考え方の知識をつけるために使用していました。エスキスをトレースして、動線の組み立て方、外構計画(外の動線の考え方)などについてパターンとして頭に入れるようにしていました。

 

③『一級建築士合格戦略 製図試験のウラ指導』:教育的ウラ指導 

https://amzn.to/4gbeuL0

 amzn.to

製図試験のテクニックを身につけるために購入しました。雲母氏の参考書とはまた違う視点でのエスキスの進め方が展開されており、自分自身の中でそれぞれのやり方で合う部分を取捨選択して取り入れてブラッシュアップすることができました。

 

また、過去の合格者の復元図面なども掲載されており参照することができました。

 

参考書は以上の3冊を用いて、反復して読み込み知識を入れていきました。

 

そして、参考書とともにお世話になったのがYouTubeの解説チャンネルです。

以下に特に参考にさせてもらったチャンネルを掲載しておきます。

 

<YouTube>

①『一級建築士独学ch』

http://www.youtube.com/@mayumayu3

www.youtube.com

製図試験勉強の時からお世話になっていたチャンネルです。通勤時に聞き流しで聞いていました。特に記述問題の解答例まとめはかなり参考にさせていただきました。

 

②『建築資格研究会』

http://www.youtube.com/@%E5%BB%BA%E7%AF%89%E8%B3%87%E6%A0%BC%E7%A0%94%E7%A9%B6%E4%BC%9A

 www.youtube.com

項目ごとに重要な情報をまとめてくれている感じの動画が多く、要所要所で気をつけることを再確認するのに重宝しておりました。①に続いてヘビーに聞いていたチャンネルです。

 

 

③『雲母未来』 

http://www.youtube.com/@%E9%9B%B2%E6%AF%8D%E6%9C%AA%E6%9D%A5

 www.youtube.com

参考書でもお世話になった雲母氏の解説チャンネルです。免震基礎構造の作図表現など、ポイントで深掘りした内容や、製図課題に対する考え方について参考にさせてもらいました。

 

 

 

以上、他にもいくつか参考にしたチャンネルはありますが、基本的にはこの3冊の参考書と3つのYouTubeチャンネルを通して基礎的な知識を身につけ、製図試験に必要な能力を獲得するために日々努力しておりました。

 

独学の方も、独学でない方も、是非上記の参考書などを手に取ってみてもらえればと思います。

近々、製図試験で使用した道具類についても書いてみようと考えております。

一級建築士試験を独学で合格した裏話(学科試験参考書編)

2024年の7月。

今から2年前に行われた一級建築士試験の学科試験に私は合格しました。

学科試験単独でいうと3回目の受験での合格になります。

 

1回目は2022年。

二級建築士試験と併願で受けて、二級建築士試験の学習だけでどこまでいけるかと『一級建築士試験』の雰囲気を知るために受けました。

 

2回目は2023年。

試験2日前にインフルエンザに罹患してしまい、38℃の熱の中受験。(周りの人ごめんなさい)

結果不合格。

しかし、インフルエンザでなくても多分ダメでした。

 

そして3回目の2024年。

見事に合格することができました。

 

上記の詳細は、私の著書『思考の設計図 シリーズ0』でも書いているので、ぜひ読んでみてくださいね。

※Kindle版、ペーパーバック版両方あります!

 

 

二級建築士試験に引き続き独学で受験に臨みましたが、今回は使用した参考書類について紹介したいと思います。

二級建築士試験の時の事についてもまた後日書いてみます。

 

 

では、学科試験の参考書について。

 

<法令集>

『建築関係法令集 法令編』 総合資格学院

https://amzn.to/4vpHWBE

 amzn.to

まず【法令集】が12月頃に発売されるので購入しました。購入後すぐに線引き(アンダーライン)の参考書を取り寄せ、数日かけて線引きしていきます。

 

線の引き方も色々とあるようですが、私は鉛筆のみで仕上げていきました。

線引きした私の法令集

蛍光ペンとか使う人もいますけど…裏うつりしたり見にくくないですかね?

法令集もいろんな会社から出ていますが、私は総合資格学院さんが出しているものをずっと使っていました。

二級建築士の試験勉強の時に買ったのが総合資格学院さんのものだったので、「慣れていたから」というのがその理由です。

好みは人それぞれなので、自身が使いやすいものが一番良いと思います。

 

<問題集>

『1級建築士試験 学科 厳選問題集500+125』:総合資格学院

『1級建築士試験 学科 過去問スーパー7』:総合資格学院

https://amzn.to/4x0JRhH

 amzn.to

 

https://amzn.to/43fGfuq

 amzn.to

問題集も総合資格学院さんの上記2冊を購入しました。

 

私の学習方法が「参考書を3回通す」というやり方なので、この2冊を徹底的にやりました。

時間的にもこの2冊を3回しっかり通すくらい+α程度の学習量がちょうど良いような気がします。

学習方法についても私の著書『思考の設計図 シリーズ5』に書いていますのでこちらも是非。

ちなみに、総合資格学院さんのテキストにこだわりがあるわけではありません。

日建学院さんからも同様の問題集が出ていますし、2023年は日建学院さんの方の2冊を使用して学習していました。

これもほんと好みかと思います。解説の展開が出版会社によって異なるため、自分の頭にスッと入ってくる方を選択して良いのではないでしょうか。

 

<その他テキスト>

①『ラクラク突破の1級建築士スピード学習帳』:三原斉

https://amzn.to/3PVFcgc

 amzn.to

さっと確認したいことがある時に、全分野を通して程よい感じでまとまっているため使い勝手が良かったです。

 

あと、分野項目別に問題もついているので項目ごとの定着もしやすい印象でした。

 

②『解き方を覚えて弱点克服!一級建築士合格 構造力学』:本田 忠彦

https://amzn.to/4uMm6In

 amzn.to

構造力学の計算問題(最初に数問出題されるやつ)を確実に得点源にするために購入しました。

 

本書のおかげで構造の計算問題はほぼほぼ正解できるようになりました。 

 

③『一級建築士受験スーパー記憶術』:原口 秀昭

 

 

 

 

https://amzn.to/49zKi8t

https://amzn.to/49zKi8t

電車通勤の時間を有効に使うために購入しました。

 

問題集を解く中でどうしても暗記して覚えないといけないことが出てきますが、本書のおかげでスムーズに覚えることができた項目も多々ありました。

 

私が独学を通して使用したのは上記の書籍類になります。

逆に、独学でしっかりやろうとするならば色々なものに手をつけるのではなく必要最低限のものを深くやり込むほうが効果的ではないかと感じています。

 

これから一級建築士受験を目指す方々の参考になればと思います。

再開にあたってのお知らせ(宣伝)

 この4年間、建築士試験の合格を目指して精進していました。

 

 建築士の資格取得にあたって自分自身で決めていたことは、『完全独学』で合格すること。

 資格学校や通信講座などは一切利用せず、市販のテキストとYouTube、ネット、AIなどあらゆるものを利用して合格を目指しておりました。

 

 令和6年に学科試験に合格。

 その年の製図試験は受験せず、令和7年に製図初受験で合格することができました。

 

 合格発表から3ヶ月ほど経ったある日、ふと、この受験勉強のことを思い出し、独学で合格したのは何故なのか改めて考えてみました。

 そこで辿り着いた一つの答えは、『思考整理による学習』にあったということでした。

 

 よくよく調べていくと『メタ認知学習』という学習法の一つのようですが、その方法を自然と取り入れ実行していたことが合格につながったのだと思っています。

 

 そこで。

 

 今回の自分自身の経験を元に、合格に至った学習方法と思考の仕方を再度掘り下げて考察し、書籍としてKindleにて出版いたしました。

 

 2026年4月25日現在、4冊出版しており、第5冊目を執筆中です。

※2026年5月3日、5冊目を出版したので追記しておきます。

 

 以下、宣伝になります。

 

理学療法士→一級建築士

『思考の設計図 シリーズ0』
 第1冊目は理学療法士から建築業へ転職して、一級建築士試験に合格するまでの体験記を綴っています。
 
思考の加速装置

『思考の設計図 シリーズ1』

 第2冊目は製図試験の学習でAI (ChatGPT)を活用した経験から、思考力を向上させるためのAI利用方法について『思想本』的な感じで書いてみました。

 

一級建築製図試験AI思考整理法

『思考の設計図 シリーズ2』

 第3冊目は、AI活用の学習法について一級建築士製図試験にフォーカスしてより専門的な『試験対策本』のニュアンスで書いてみました。

 

独学合格までのログ

『思考の設計図 シリーズ3』

 第4冊目は、第3冊目に書いた一級建築士製図試験で触れたAIとのやりとりにさらにフォーカスして、「AIをどのように使って思考を深める学習を行うのか」という部分を実例を見ながら学んでもらえるように書いてみました。

 

思考のボディビルディング

 『思考の設計図 シリーズ4』

 第5冊目は「思考の鍛え方」について、生理学的根拠をもとに思考トレーニングを『思考フィードバックループ』という体系化を行い述べています。

 

 現在はこの5冊を出版しております。

 また後日、それぞれについて内容の概要や執筆裏話などをこちらで書いていこうと考えています。

 

 是非、ご覧になってみてください。

 よろしくお願いいたします!

社会人が再び学校に通うことについて〜リカレント教育を体験して〜

 2022年2月5日現在、世間はコロナウィルスのオミクロン株が猛威を奮っており、私の住んでいる大阪でも日々1万人以上の感染者が出ている状態です。早く終息することを願いますが、果たしていつになるのか、終息することがあるのか…そんなことを思いながら病院勤務を続ける毎日を過ごしています。

 

 さて、このコロナ禍の続く2年間ですが、私自身としては理学療法士から建築士への転職のために専門学校の夜間部に通っていました。昼は病院で働きながら、夜は学校の授業を受ける、そういう生活です。2022年の1月末で学校の全課程が修了し、あとは成績発表と卒業式を待つのみとなりました。

 この2年間、コロナ禍の影響もありオンライン授業の導入など入学前に想定していた生活とはだいぶ違ったものとなったのですが、自分なりに成果のあった2年間であったと感じています。

 そこで今回は、今回のリカレント教育を体験した後の感想というか思うことを書いてみようと思います。

 ↓入学前に書いたリカレントについての思いはこちら。

ms-trss.hatenablog.com

 

 社会人が再び学校に通う、ということはいわゆる「生涯学習」の一つであり、より高度な知識や技術を身につけたり、教養を深めるために行われています。通信教育や自己学習なども生涯学習の手段としてありますが、一度社会へ出た人が改めて大学や専門学校など教育機関へ通学して学ぶということは、一般的にハードルが高いことのように認識されていると感じます。

 実際、フルタイムで仕事をしながらさらにそれ以外の時間で学校で学ぶということは、普通に考えて身体的にも精神的にも大変なことではあります。当然、入学金や授業料、参考書などの購入費等々も決して安いものではないため、「ちょっとやってみようかな」くらいの気持ちで始めることができないこともハードルを高くしている要因であるとは思います。

 それだけの苦労と支出をすることによってその見返りが確約されているものであれば、自己投資として努力するきっかけも生まれるのかもしれませんが、実際問題としてそれだけの投資を行なっても学位取得や資格取得などによって給料が何倍にも跳ね上がるようなことはほぼないため、よっぽど「意識が高い人」や「目的のある人」でないとリカレント教育に手を出すことはないような雰囲気があるのかもしれません。

 

 そのような現実がある中で、実際にリカレント教育を受けた一人の人間としての率直な感想を述べさせてもらうなら、

 「やりたいと思うなら迷わずやってみた方がいい」

ということです。自己啓発関係の方々からよく聞かれそうなワードではありますが、意識が高いとかそういうことではなく、本当に心から感じることです。こういう話になると「それが簡単にできたら迷いもしないし苦労もしねーよ!」って思われる方が多いかもしれませんが。

 ただ、少しでもリカレント教育や転職などに興味を持ち、今手元にあるデバイスでそれらについて調べているのであれば、きっと今の仕事や今の生き方について何処か気になっているところがあるのではないかと思います。今の仕事や生活に不満があるとか納得していないとかそういうことではなく、何か違うことをやってみたい、より高度な知識や技術を習得したい、そういった気持ちがあってのことかもしれません。とにかく、やってみたいことがあるのであれば、やってみる方向にアクションを起こしていくことが大事なのではないかと思います。

 アクションを起こすことで、次第にやるべきことや必要なことなどが明確になってきます。そこで大体感じることは、案外いけそうな気がする、ということです。リカレント教育に対して高いハードルを備え付けていたのは自分自身の心であり、進み始めてみたらどうにかなることがほとんどのように思います。

 

 私のような全くの他業種への転職になると、次に言われることが転職後の給与や生活のことです。学校の先生からも「給料のこととか考えたら理学療法士の仕事を続けた方が…」と言われていましたが、現在に至るまでに今の仕事で築き上げてきたものがある人ほど、新しい分野への挑戦に伴って、給料や社会的地位が落ちることを指摘されることが多いかと思います。

 以前も他の記事で書きましたが、日本においては長く一つのことに取り組まれることが高く評価される傾向があります。現在はだいぶ変わってきている企業も増えているようですが終身雇用制度を引きずった長期雇用の慣習は今でもなお「長い間一つのことに取り組む」ことをある意味で美化する傾向が社会として持ち続けているように感じます。先述の通りリカレント教育を受けることで所得が何倍にもならないことも、それを端的に示しているのではないでしょうか。

 もちろん一つの分野で努力を重ねることも重要であり、生涯をかけてそのような努力を重ねるということも大変素晴らしいことであると思います。ただ、それだけが全てではない、ということなんです。そのように一つのことを生涯続けて大きな結果を残す人もまた一握りの存在な訳で。

 働く人たちがもっと積極的に新しいことを学び多くのことに挑戦することが選択肢として「当たり前」になれば、違った社会になりそうな気がします。

 私は「医療介護福祉」と「建築」の組み合わせですが、その人の人生と経験の数だけ業種の組み合わせがあり、それらの組み合わせから革新的なものが新たに生まれる可能性は無限大だと思うのです。

 

 少し話が飛躍してしまいましたが、社会人が再び学校に通うことは、何も特別なことではないと思っています。厚生労働省による職業訓練給付金制度など経済的支援もあり、今後リカレント教育はもっとスタンダードになっていくものだと思っています。

 働く人たちが毎日同じように職場へ向かい、同じように仕事をして、同じように帰宅し、束の間の休日を過ごし、また同じことを繰り返す1週間が始まる。そのような働き方を続けるよりも、新しい事を学び、あるいは今の仕事と自分の新たに興味を持ったことを掛け合わせてより生産性を高めていくーそんな自己投資をする生き方にシフトする方が良いかと。

 

 ちなみに現在のコロナ禍により、多くの場合オンライン授業が採用されていると思います。

 これについては「同じ授業料を払っているのに対面の授業を行わないのは〜」という意見が出たりとネガティブな意見もよく聞かれますが、私自身は、対面授業がないのであればその通学にかかる浮いた時間を使って資格の勉強や自己学習をするいい機会になるのではないかと考えます。

 大学や専門学校に通うのは基本的に20歳前後以上の「いい大人」です。学校から授業をしてもらえなければ勉強できない、学校に行かなければ授業料に見合った教育を受けられない…義務教育ではない教育機関に通い、そんな意見をするのはどうなんだろう、と思ってしまいます。デジタルの発達した現代においては学び方の手段も多くあるし、教育機関の活用方法も考えればいくらでもあります。学校側の対応があまりにもひどい場合は別ですが。

 脱線しましたが、オンライン授業が採用されている、ということはある意味でリカレント教育がもっと身近で手軽に受けられる機会になっているのではないかと考えます。毎日学校への通学をしなくて良い、というだけでも社会人学生にとってはかなり身体的ストレス軽減になっていることは間違いないので。今回のオンライン授業導入によって、今までの教育方法を見直し、オンライン授業の常時導入を検討している学校もあるそうです。

 そのような意味でも、コロナ禍である今この時がリカレント教育に手を出してみるいい機会なのかもしれません。

 

 社会に一度出てからの学校への通学は確かに大変なこともありますが、それ以上のものを手に入れることができる機会になります。

 迷われているのであれば、是非、躊躇いを捨ててその一歩を踏み出してみてください。

この1年半に取った資格について

 今日2021年10月10日は、8月末に受験したインテリアデザイナー資格試験の合格発表でした。試験結果は無事に合格!また一つ、保有ライセンスが増えました。

 ちなみにこのインテリアデザイナーの資格試験、日本デザインプランナー協会様が実施しているものなのですが、合格すると資格取得証明が獲得できるとのことで…本ブログのサイドバーに早速貼らせていただきました。

 インテリアデザイナー資格試験の受験に関する詳細については、また後日記事にしようと思っています。ブログなかなか更新できていないですが(汗)

 

f:id:ms_trss:20211010090639j:plain

資格取得証明がつきました!

 

 さて、タイトルの通り建築を学ぶために大阪に出てきて約1年半になりますが、この1年半で私が取得できた資格についてまとめてみようと思います。

 別にいわゆる『資格マニア』というわけではないのですが、40歳を前にして新たな分野でやっていこう、と考えた時に、やはりその熱量を目に見える形で示すことができることも重要なのではないかと感じるのです。40歳を前にして、という年齢のことを抜きにしても、自分がどれだけ新しいことに対して積極的に学んでいるのか、その結果どれだけの知識を持つに至っているのか、ということを目に見える形で「証明」することって「資格」という形以外では案外難しい気がします。

 転職をするにあたって、これから新たに出会う人たちは当然初めましての方々です。初対面の人が、第一印象として外見を判断材料とするのと同様に、「肩書き」も一つの判断材料として見られるということは往々としてあるものだと感じています。

 当然資格が全てではないですが、資格取得によって得られるものは非常に多く、単に資格取得のために学んだ知識だけではなく、資格保有者という社会的信頼や、学ぶことに対する姿勢など、第三者の評価もついてくるものであると思うので、そのような意味合いでもやはり『資格取得』というものは重要になってくるのではないかと考えています。

 

 来年度のために就職活動を現在行っているのですが、やはり履歴書の資格欄はよく見られているように感じます。書類選考を通過して面接を受けた際に、やはり取得した資格について問われることは多いです。

 学校の進路指導の先生にも「資格で武装することは大事です」と言われたのですが、資格というのは確かに転職における就職活動という「戦場」において重要な「武器」になります。ただ、どんな優秀な武器であってもその使い方が分からなくては使い物にならないように、それぞれの資格について取得した目的、つまり自分の今後の将来的なビジョンに対してどのような意味合いを持って勉強したのか、ということを持っておくことも非常に重要なポイントになるのではないでしょうか。

 

 私がこの一年半で取得(試験合格)した資格を以下に列挙しようと思います。詳細の記事があるものはリンクからどうぞ。

 

⭐︎宅地建物取引士

ms-trss.hatenablog.com

 

⭐︎2級建築施工管理技術検定(学科のみ)

ms-trss.hatenablog.com

 

⭐︎福祉住環境コーディネーター2級

ms-trss.hatenablog.com

 

⭐︎2次元CAD利用技術者試験2級・1級(建築)

ms-trss.hatenablog.com

 

⭐︎インテリアデザイナー

 

⭐︎アーク溶接特別教育講習

 

⭐︎日本商工会議所簿記検定試験(日商簿記)3級

ms-trss.hatenablog.com

 

 以上、7種、8つの資格を取得、試験合格しました。資格勉強にあたっては全て独学で行ったため、テキスト代と受験料(資格によっては登録料なども発生しますが)で済ませることができたので多くの資格にチャレンジできて良かったと思います。

 やはりコロナ禍のために夜間の学校がオンライン授業メインとなり、本来通学に要する時間などが有効に使えたことなど、環境的な要因も大きいですね。

 

 コロナ禍の影響もあり、資格試験においてもIBT、CBT方式の導入が進むなど、資格取得ということ自体が今まで以上に身近になってきているように感じます。自分自身の強みをどのように活かしていくのか。自分という資本にどの資格という付加価値をつけて社会の中で生き延びていくのか。

 45歳定年制や、FIRE(Financial Independence, Retaire Early)などの言葉が世間で見られるようになってきており、従来の終身雇用制度が見直されてきているように思われます。以前も少し書いたと思いますが、日本では文化的な側面から、長年一つのことに打ち込み功績を残した者が讃えられるというところはあると思います。確かにそれは非常に素晴らしいことであるのは間違い無いですし、そのような人々の働きによって現在に至るまで日本の文化が守られ、発展してきたことは皆が知ることであります。ただ、これからの時代においてはそれだけが重要なことではなく、複数の専門性、複数の経験を持つ者が切り開いてく社会の多様性も注目され、大きく社会に影響を与えていることは多くの人が感じているのではないでしょうか。

 資格ということに着目して言えば、これからダブルライセンス、トリプルライセンスというものが今以上に当たり前になってくるかもしれませんし、そのための社会におけるリカレントの位置付けも大きく変化してくるのではないかと考えています。

 

 今回は「資格取得」という点から考えてみましたが、生涯学習、学び続ける、ということは人生において非常に重要なことであると思いますし、好きな時に好きなことを学ぶことができる社会に生きているということがとても幸せなことであると感じます。

 「資格を取得する」という達成感が次の学びに繋がっていくと思いますし、私自身が介護支援専門員(ケアマネージャー)の資格を取得したことをきっかけに大きく人生の転換期を迎えたように、「資格を取得する」ということ自体が自分の人生を大きく変えるきっかけになることもあります。

 

 一度きりの人生。もっと自由に楽しく生きていくために、自分の好きなことからでも『学んで』みませんか?

資格を取る⑤〜CAD利用技術者試験2次元〜

 建築図面は現在手描きではなくほぼ全てパソコンを利用して作成されているそうです。

 その図面を描くためのソフトをCAD(Computer Aided Design/Drawing)と言いますが、そのCADに関する資格もまた色々とあります。

 

 その中で私が今回資格取得のために目指したのが『CAD利用技術者試験2次元』です。

 2021年に入り、この資格を2級、1級と受験したのでそのことについて書いてみようと思います。

 

 この『CAD利用技術者試験』はまず3次元と2次元に分別されます。当然3次元の方が表現としても高度となり難しくなるのですが、私自身今まで建築と全く異なる仕事をしてきたためにパソコンで図面を引くことの基礎を身に付けるための第一歩として始めてみたいという想いから、とりあえず2次元を受けることとしました。

 受験にあたっては「独学」で臨むこととしたので、今後独学受験をされる方の何か参考になればと思います。

 

 『CAD利用技術者試験2次元』には基礎・2級・1級があり、1級はさらにトレース・建築・機械の3種に分かれています。

 基礎についてはインターネットを使用して自宅で受験可能(IBT方式)であり、その内容もパソコンの基礎知識を含め本当に基礎的な内容となっているようです。

 2級はCBT方式(Computer Based Test)であり、各地域の試験場において申し込みの下、試験会場のスケジュールにより随時受験可能となっており、内容については基礎の内容に加えてCADシステムの運用やデータ管理などに関する内容も含まれています。

 基礎及び2級試験については、受付予約のもとで随時受験可能であるため比較的受験しやすくなっているように思います。

 

 私はとりあえずまず『2次元2級』から受験することとしました。

 受験勉強に際し購入したテキストは以下の2つ↓

f:id:ms_trss:20210814231236j:plain

2級の公式ガイドブック

f:id:ms_trss:20210814231322j:plain

翔泳社さんのテキスト&問題集

 なぜこの2冊を選んだのか。それは、そうしている人が多いから、というのが正直なところでした。

 問題自体はこの公式ガイドブックに準拠して出題されるため、基本的にはこの公式ガイドブックを中心として勉強をすることになるのですが、いわゆる「参考書」であるため、どのようなことが問題として問われるか、についてが分かりにくく、この1冊だけでは丸暗記しなければならないのではないか?という疑問を生じながら勉強しなければならない感じはあります。最後に過去問題も付属してはいるので、出題方法はイメージできるのですが…。

 そこで問題集として翔泳社さんのテキスト&問題集を追加購入して勉強することとしました。CAD利用技術者試験対策のネット記事を色々と見てみましたが、いずれにおいてもこの2冊を推奨されている方が多いように思います。どちらか1冊だけで臨みたい、という場合には、公式ガイドブックよりは翔泳社さんのテキスト&問題集の方で勉強される方をお勧めします。

 

 勉強方法としては、まず公式ガイドブックを1周通し読みします。パソコンやインターネットなどに関する基本的なことから専門的なことなど広く浅く出てきますが、とりあえずどのような内容かを確認。次にテキスト&問題集を各章ごとに章末問題で知識をつけながら、時折公式ガイドブックで再確認しつつ問題慣れしていきます。この作業を他の資格試験同様3回通して行い、知識の定着をしていきます。

 2級の試験に関してはCADを使用した実技試験がなく知識を問う試験のみであるため、このような試験対策のみで十分合格可能であると思います。

 

 2級試験に合格したら続いて1級を受験しました。

 1級の試験は基礎及び2級試験とは異なり、年に2回、試験会場での試験となり、CADソフトを使用した実技試験を伴う受験となります。

 先述の通り、1級試験には3種がありますが、私が選んだのは「建築」の試験です。

 

 試験勉強にあたって購入したテキストはこれ↓

f:id:ms_trss:20210814233958j:plain

1級の公式ガイドブック

 1級試験にあたっては、公式ガイドブックのみ購入しました。そもそも公式ガイドブック以外に参考書があるのか?(あるのだと思いますが)。

 1級試験は実技試験があり、筆記試験と実技試験の割合は筆記25%、実技75%と、実技試験がどれだけできるかが合格の鍵となります。

 

 そのため試験勉強として、まず筆記試験対策は、テキストに一通り目を通して付属の過去問を解く、を3回通すことをしました。テキストのページ数は多いですが、重要な部分はある程度限定されていますし、過去問を見ながら要点を絞って読み込んでいけばそこまで分量も多くないため、多くの時間を筆記試験対策に費やす必要はないかと思います。

 

 問題は実技試験をどう乗り切るか、にかかっていると思います。

 推奨されているCADソフトはオートデスク社の『AutoCAD』ですが、私が使用したのはネットで無料配布されている『JW_cad for Windows』です。

 

 80分という短い時間の中で筆記問題と実技問題を回答していかなければならないため、いかに早く正確に図面を仕上げていくかが勝負の分かれ目になると思います。この80分という時間設定、本当に短い。

 与えられた数枚の図面から必要な情報を見つけ出し、要求された図面を描いていくために、本試験対策とした自分なりの「作図順序」を確定しておく必要があります。

 

 実技試験受験のために試験日の前に公式ホームページから解答枠のダウンロードが必要なのですが、この解答枠を見ることで木造なのかRC造なのかが分かります。さらには解答枠にすでに表示されている建具や設備機器などの供給部品から、大まかな内容も想像できると思います。(キッチン設備があれば台所、玄関収納があれば玄関をそれぞれ含む断面の作図があるだろうなー、といった感じ)

 あとは、木造あるいはRC造の過去問をダウンロードし、筆記試験の大まかな時間を除いた約60分でできるだけ多くの線を引く練習を繰り返すのみです。私も試験前の2週間は毎日1時間1問、できるときは2時間2問、ひたすら過去問を使って図面を描く練習をしました。

 描く内容は異なれど、出題内容はほぼ一緒(棚の作図、部屋の展開図、建物の断面図の3問)なので、時間配分とそれぞれの問題に対する描き順、描き方を定着していけば確実に描く速度は早くなっていきます。こればかりは、本当に数をこなしていくしかないと思います。

 

 そして試験本番。緊張で手が震える中、あっという間に80分は過ぎていきました。

 6月中旬に受験して、結果発表は8月の中旬にあり、無事合格。

 2021年前期の1級建築は合格率15%ととても低く、合格者は全国で6名。うち男性は私一人という結果でした。

 今回の試験は過去問と比較しても難易度が高かったと思います。特に実技試験ではインナーガレージとスキップフロアを含み、床レベルの異なる部屋を作図しなければならなかったため途中で高さ関係が混乱してしまいやすかったのではないでしょうか。(少なくとも先述の通り供給部品からインナーガレージについては予測できていたが、スキップフロアを含む断面になることは全く予測できていなかった)

 

 例年になく難しい試験ではありましたが、普段CADとは無縁の仕事をしており、全くの独学で臨んだ私でも勉強方法を工夫することで合格することができました。

 興味のある方、受験を考えている方の参考になればと思います。